ノジマが2025年にVAIOを子会社化、2026年には日立の家電事業を承継する新会社の買収を発表。さらに2026年9月にはヤマトクレジットファイナンスを子会社化するなど、M&Aを通じた事業領域の拡大が進む。
ノジマは2025年にVAIOを子会社化する方針を表明し、メーカーを傘下に迎える体制を整えた。これにより、同社の事業領域は新たな商品ラインや顧客接点の拡大を伴い、現場主導経営の実践と併せて成長を目指すことになる。
2026年4月には日立製作所の家電事業を承継する新会社の買収を発表しており、メーカー系事業の統合を通じた規模拡大と事業の多角化を狙っている。買収先の選定基準や買収後の成長投資について、ノジマ社長の野島廣司氏が語った。
ノジマは現場主導経営を掲げ、経営企画部を設置せず営業ノルマも設けない方針を説明。社員一人ひとりが自分の役割を自覚し、顧客の喜びを第一に考える組織風土が、売上や利益を後から追う形になるとの考えを示した。
著書『現場主動経営 経営企画部はいらない 家電ノジマ流経営』を2026年6月に出版しており、同氏は企業成長の原動力として全員の自発的行動と挑戦を重視している。