ブラザー工業はベトナムの生産拠点で、工場から排出される廃棄段ボールを原料とするパルプモールドを7月に生産開始し、8月末からトナーカートリッジの緩衝材として使用を始めた。
ブラザー工業はベトナムの生産拠点で、工場内から排出される段ボール材を原材料とするパルプモールドの生産を7月に開始した。パルプモールドはプリンター用の緩衝材として活用され、8月末以降はトナーカートリッジを保護する用途で使われている。
同拠点では、部品の納品時に使われた段ボール材を再利用して資源を循環させる仕組みを構築した。これにより資源の有効活用と廃棄物削減につながると説明されている。
ブラザーグループは資源循環の最大化と廃棄物負荷の最小化を目指す環境ビジョン2050を掲げ、2022年度比でプリンティング・アンド・ソリューションズ事業の新規資源量を20230年度までに25%削減する目標を設定している。
同社はパルプモールド緩衝材で高評価を受け、2024年の日本パッケージングコンテストで「テクニカル包装賞」、25年のワールドスター2025で「ワールドスター賞」を受賞した。