バレンシアCFは株式42%を米投資企業ピッチワイズ・ホールディングスへ売却し、評価額は12億5000万ユーロ。取引直後には1億ユーロの資本注入が直ちに行われる予定だ。
バレンシアCFは公式に、クラブの株式42%を米国の投資コンソーシアム、ピッチワイズ・ホールディングスへ売却したと発表した。今回の取引の推定評価額は12億5000万ユーロで、売却後もメリトン・ホールディングスとキアット・リム氏が過半数株式を保有する。リム会長は会長職を維持する見通しである。
ピッチワイズ・ホールディングスはアン・ロドリゲス氏とコーリー・ウールフォーク氏が経営を率い、ジョージ・ロバーツ氏とヘンリー・クラビス氏を含む機関投資家から支援を受けている。今回の提携はクラブの長期投資戦略とスポーツ分野での知見を活かす狙いがあるとされる。
今回の資本注入は1億ユーロとされ、バレンシアはこの資金をクラブへの直接投資に即時活用できると発表した。ノウ・メスタージャへの移転準備や将来の戦略強化に向けて、育成組織の世界水準化や地域拠点の整備が進む見込みとされる。
また、ピッチワイズの幹部は現地を訪問したうえで地域の可能性を強調しつつ、現代サッカーの規制・競争環境を踏まえた明確な投資戦略の重要性を述べている。新体制の下、男女チームの欧州での競争力強化や新スタジアムの役割拡大が今後の焦点として挙げられている。
記事は2030年の共同開催が見込まれるワールドカップの開催地としてノウ・メスタージャが位置づくことを言及し、スタジアムの近代化と地域発展の相乗効果を指摘している。