帝人は医薬品2製品の製造・販売ライセンスを2027年1月にライセンサーへ返還すると発表した。国内の独占ライセンスを日本ケミファとアルフレッサファーマへ移管し、医薬品事業を希少疾患領域へ資源を集中する方針を示している。
帝人は医薬品2製品について、製造・販売の権利を2027年1月にライセンス元へ返還することを正式に公表した。これはライセンス期間の満了に伴う措置である。
返還先として、去痰剤「ムコソルバン」は日本ケミファへ、便秘改善向けの「ラキソベロン内用液0.75%」はアルフレッサファーマへ権利を移管する。いずれも国内でのライセンサーとなる。
帝人は医薬品事業の経営資源を希少疾患向けへ注力する中期経営計画を29年3月期まで掲げており、26年6月には痛風薬「フェブリク」など7製品の売却を発表していた。
国内の独占ライセンスは帝人ファーマが契約していた。今後、ライセンス返還と移管を踏まえ、希少疾患領域へ事業資源を集中させる戦略が進む見通し。