日本航空は2026年3月期の決算で売上収益が2兆125億円、EBITが2180億円、親会社所有者に帰属する当期利益が1376億円となり、国際線を中心としたフルサービスキャリアとマイル事業の成長が寄与した。2027年3月期の業績見通しとして、売上2兆950億円、EBIT1800億円、当期利益1100億円を見込んでいる。
日本航空は2026年3月期の決算短信で、売上収益が2兆125億円、EBITが2,180億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が1,376億円と大幅な増益を達成した。国際線を中心としたフルサービスキャリア事業の好調とマイル・ライフ事業の成長が寄与し、EBITマージンは10.8%へ向上している。今後は国際線の拡大とマイル/金融・コマース事業の成長を柱に中期目標を掲げる。
当期の財務状況は資産総額が前期末比4,038億円増の3兆1,987億円、負債は前期末比857億円増の1兆8,639億円、株主資本は前期末比3,180億円増の1兆3,347億円となり、親会社所有者帰属持分比率は40.3%へ上昇した。現金及び現金同等物の増加と公募永久債の発行が資本性金融商品の計上に寄与している。
キャッシュフローの状況として、営業活動によるキャッシュ・フローは3,948億円の収入、投資活動は1,831億円の支出、財務活動は446億円の収入となり、期末の現金及び現金同等物は1兆101億円へ増加した。
来期見通しとして、2027年3月期の通期連結業績予想は売上2兆950億円、EBIT1,800億円、親会社の所有者に帰属する当期利益1,100億円を見込んでいる。機材投資の倍増とマイル・ライフ事業への戦略投資を強化し、事業ポートフォリオの変革を加速させる方針だ。
株主還元については、2026年3月期の年間配当案を1株当たり96円(うち期末配当50円)とし、2027年3月期も同じく96円を据え置く計画を示している。