前週のインド株市場はSENSEXが0.16%安、週間ベースで2.27%下落し、5週連続の下落となった。週後半には中東情勢の緊急性が高まり原油価格が100ドル超へ上昇、投資家心理は慎重化した。
前週(7日-11日)のインド株式市場で、SENSEXは11日終値で前日比0.16%安の7万4781.76となり、週間ベースでも前週比2.27%安と5週連続の下落となった。7日には下落が始まり、9日まで3日続落したが10日に反発し、11日に再度反落した。
週前半はイランのホルムズ海峡をめぐる緊張再燃とインフレリスクによる金融引き締め懸念が売りを誘い、IT株・金属株・公営銀行株・メディア関連株が下げを主導した。その後、イエメンのフーシ派攻撃で原油価格が急騰し、原油高は市場の不安材料となった。
週後半は中東情勢の緊迫化を反映して原油が100ドル超で推移。IT株・不動産株を中心に売りが優勢となり、債券利回りや為替の変動で慎重姿勢が広がった。一方で押し目買いが広がり、銀行株・電力株の買いが優勢となる場面もあった。
週末には海外株安の影響でインド市場の売りが優勢となり、原油高騰と世界的な債券利回りの上昇によるインフレ懸念が背景。ただしIT株・日用消費財株・銀行株は下げを限定的に抑えた。今週は地政学リスクや原油動向、主要経済指標の発表などに注目が集まる見通し。