トライアイズは保有する換金可能資産48億円を活用し、老舗企業を対象とした連続M&Aを推進する方針を公表した。AI活用の高度化と資本市場のキュレーター構想を軸に、将来の買収規模拡張を見据える。
トライアイズは2026年時点で現預金27億円と販売用不動産21億円を合わせた計48億円の換金可能資産を投資資産として活用する。対象は業歴50年以上、売上高10億円以上、買収金額5億〜30億円程度の企業を想定している。
当面は自己資金を中心に連続M&Aを推進する方針で、将来的には銀行借入やLBOを活用して売上高300億円規模、買収金額50億円程度へ対象を拡大する計画を明文化している。
AIを企業価値向上に活用する取り組みを高度化し、案件発掘から投資判断、買収後の課題分析、経営計画策定までをAIで支援する。現場へのフィジカルAIやドローンの導入検討も含まれている。
2031年までのPBR目標を再設定し、連続M&AとAIによる経営革新が黒字成長企業として認知されることを目指す。グループ企業のバリューアップをモデルケースとし、伝統産業の再定義を図る。