東邦亜鉛は2026年8月14日に決算を発表し、2027年3月期第1四半期の売上高は311億円で前年同期比15.7%増、営業損益・経常損益は赤字を縮小し、親会社株主帰属の四半期純利益は26億円の黒字転換になりました。事業再生計画の進展が業績改善に寄与したとされています。
東邦亜鉛は直近の決算発表で、2027年3月期第1四半期の売上高が311億円となり、前年同期比で約15.7%の増収を達成しました。営業損失と経常損失は継続しているものの損失幅が縮小し、四半期純利益は26億円へ黒字転換しています。
決算短信の要約によれば、再生計画の進展が業績改善に寄与しており、構造改革のコスト抑制やリサイクル事業の拡大、亜鉛相場の上昇と円安の影響が売上と採算性の改善要因として挙げられています。
直近の業績推移では過去12四半期で改善傾向が続いており、自己資本比率は持ち直している一方、有利子負債の水準には注意が必要と指摘されています。今後は再生計画に加え、資金確保の枠組み整備やコスト削減、回収・再利用の強化が中長期の業績動向に影響を与えると見られています。
今後の業績チェックポイントとしては、再生計画の進行状況と原材料価格の変動、車載向け需要の動向、設備投資と資本構成の改善などが挙げられており、同社が公表しているリスク要因としては銀製品の操業停滞や原料調達条件の変動、金属相場の変動、資本の積み上げに伴う制約などが挙げられています。