日銀総裁の植田和男氏が、人手不足を背景に国内投資が活発化していると指摘。内外資の動向と対外収支の見通しについても言及した。
日銀の植田和男総裁は、米 IMF のイベントで、日本企業が人手不足に直面する中、国内投資を活発化させており、企業のリスクテイク姿勢が目覚めつつあると述べた。
経常収支の観点では、巨大な対外純資産により海外投資が国内投資よりも高い収益率を維持すると指摘。第一次所得収支の黒字が今後も日本の対外収支の柱であり続けるとの見通しを示した。
日本企業は長期的な成長期待の低下といった構造的変化の兆候を受け、最近になって国内投資を積極化させており、設備投資は1990年代初めのピークを上回る水準に達した。銀行貸出の伸び率は5%を超えた。