スリランカのハンドゥネティ産業・起業家開発相が来日し、東京で「スリランカ鉱物資源セミナー」を開催。鉱物資源の輸出だけでなく国内加工・高付加価値化を進め、日本企業の投資を呼びかけた。
ジェトロは10月14日、スリランカのハンドゥネティ産業・起業家開発相の来日に合わせて東京で「スリランカ鉱物資源セミナー」を実施し、約80人が参加した。セミナーでは政府関係機関などが同国の鉱物資源や投資環境、日本企業との連携可能性を紹介した。
エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の大東道郎副理事長は、鉱物資源の安定供給に向け供給源の多様化や透明性の高い事業運営、政府・企業・地域社会との信頼関係構築の重要性を指摘し、日本企業を後押しする方針を示した。基調講演のハンドゥネティ大臣は、2030年までに輸出額を360億ドルへ引き上げる目標を説明し、鉱物資源の国内加工・高付加価値化と先端製品としての世界市場展開を掲げた。
日本企業への投資呼びかけとして、鉱物処理・選鉱、高純度黒鉛・先端材料、研究開発・技術移転、試験・認証などの分野への参画や合弁事業の検討が挙げられた。プログラムの最後にはスリランカ企業10社による企業ピッチが行われ、貿易パートナーや技術提携先としての連携を日本企業に訴えた。