住宅・リフォーム業界の戦略型M&Aをめぐる講演会が開催され、倉富・佐原M&A事務所の安次嶺陽氏と株式会社オリバーの小川博司氏が登壇した。
第一部では、住宅業界の現状として市場縮小や人材不足、資材高騰といった課題に触れつつ、M&Aを企業の成長・存続の手段として捉える「戦略型M&A」の基本概念が解説された。講師の安次嶺氏は、身売りや失敗との固定観念を払拭し、企業の強みを最大化するための具体的なポイントやリスク管理、資金繰りの棚卸し手法を実体験に基づき紹介した。
第二部では、北陸エリアを中心に多角化を推進するオリバーの小川氏と安次嶺氏の特別トークセッションが実施され、譲渡側・譲受側の双方の経験からM&Aの現場で生じる摩擦やシナジー創出の難しさ、連合経営の実態が語られた。
第三部以降の参加者の声として、後継者問題の深刻さと前向きな企業買収の重要性、リアルな業界実情を学べたとの感想が寄せられた。