名古屋大学の山本教授が主導するフェザーインバーターの実機がネプコンジャパン秋で世界初公開され、Tesla Cybertruck用インバーターとほぼ同等の性能を保ちつつ約300gと大幅に軽量化されました。
フェザーインバータープロジェクトは、日本企業の技術を結集した産学連携で、同実機は重量を約300gとし、Cybertruck用インバーター(約1kg)と同等の性能を目指すとされる。ネプコンジャパン秋で初公開された実機はその実用性を示すものとして紹介された。
パワー半導体にはロームの第5世代SiC MOSFETと三菱電機のRC-IGBTを採用。これを実装するパッケージはアオイ電子が担当し、SiとSiCの同時実装を世界初とする試みだと説明された。小型平滑キャパシターはニチコンが担当、配線設計は名古屋大学が行う。
北川工業はノイズを熱へ変換するフィルターを提案し、試作と実機検証に成功。車載用途を目指してパナソニックインダストリーのフィルターコンデンサー技術を用いることで体積の縮小を狙う。
冷却系はアルミ筐体をベースに、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂のウォータージャケットを東レが覆う設計で、成形の自由度とコストダウンを両立させる構造。今後はさらなるアップデートと新たなパートナー募集が続く見込み。