31日のニューヨーク市場で円相場は反発し、1ドル=159円70〜80銭で取引を終えた。ベッセント米財務長官が日本政府と日銀の円安是正への対応を期待していると示したことを背景に、円買い・ドル売りの動きが優勢となった。
31日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前週末比20銭円高・ドル安の水準で取引を終えた。1ドル=159円70〜80銭での水準で取引され、日銀と日本政府の円安是正への姿勢を市場が受け止めた形となった。円の高値は159円60銭、安値は159円89銭だった。
ベッセント米財務長官はCNBCのインタビューで「日本政府と日銀が強い円につながる措置を取ると考えている」と述べ、日銀の植田総裁が高市首相の支持を得て金融政策で「正しい判断を下すことを期待している」とも語っている。これらの発言は円買い・ドル売りの要因として市場で受け止められた。
米中東情勢の不透明感が再燃し、31日に米原油先物相場が大幅に上昇。これを受けて日米金利差を意識した円売り・ドル買いの動きも見られたが、長期金利は4.76%近辺まで上昇した。
円は対ユーロで反落し、ユーロは対ドルで小幅に上昇。ユーロ高・ドル安の動きが一時見られ、相場全体としては高値圏での推移が続いた。