米政局不安を背景にリスク回避が強まり、朝方のドル円は下落。米10月雇用統計の反応は限定的との見方が伝えられている。
昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%下落し、米中間選挙の結果を受けて民主党が大勝したことでAI規制の進行やデータセンター建設の遅延観測が広がり、AI関連株を中心に米株が下落。リスク回避の円買いが強まり、1時点で157.53円前後まで下落した。ヘグセス国防長官の交代論やルビオ国務長官の辞任の噂も円高要因となった。
本日注目される米10月雇用統計の発表と、FRBの12月利上げ観測が意識される中、平均時給の伸びにも注目が集まる。市場予想を上回る上昇が示された場合、インフレ圧力の強まりが意識される可能性があるが、雇用統計の結果を受けた値動きは一時的となる公算が大きい。
米国の政局不安が継続しており、米株価や米長期金利の動向を睨んだ値動きとなる見通し。ドル円の本日のレンジは156.900円から158.500円と見込まれている。