日銀が金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、1.25%へ設定。決定には2名の審議委員が反対票を投じた。
日銀は18日に開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%引き上げて1.25%にすると決めた。2024年3月以降おおむね半年に1回だった利上げペースを、今回加速させる形となる。物価の上振れリスクを抑える狙いが説明された。
決定は9名の政策委員の賛成多数で成立し、1.25%は1995年以来の高水準となる。午後3時半に植田和男総裁が記者会見を開き、決定内容を説明する予定とされた。注目点として、原油高や円安が影響する物価リスクへの対処が挙げられた。
利上げには浅田統一郎審議委員と佐藤綾野審議委員の2名が反対票を投じた。反対理由として、CPIの上昇率が2%を下回る中での利上げは適切か疑問だとの見解が示された。
日銀は声明で、中東情勢の緊迫化・AI需要の拡大・円安進行という3点を物価見通しのリスク要因として挙げ、今後の追加利上げのタイミングやペースを慎重に検討するとした。