学研グループの学研メディカルコンサルティングが、ファストドクターの医療機関向け在宅医療支援事業を譲り受けると発表した。夜間・休日の往診支援体制を強化し、地域在宅医療のインフラ構築を加速させる狙いが説明されている。
学研ホールディングスの子会社である学研メディカルコンサルティングは、ファストドクターが展開する在宅医療支援事業を譲り受けることを決定したと発表した。今回の事業譲受は、学研グループのメディカル領域への本格参入を象徴する初動となる。
譲受対象となる事業は、在宅医療機関向けに夜間・休日の相談対応や往診支援を提供し、医療機関の24時間365日体制を支えるサービスである。ファストドクターは創業以来、夜間・休日の医療提供体制の構築を支援しており、これまでに hundreds以上の医療機関で利用されている。
譲受に伴い、契約関係の継続はもちろん、事業運営を担う人材・システム・ノウハウなどファストドクターが築いてきた診療支援の仕組みが学研側へ移管される。今後も在宅医療支援サービスは現状通り提供され、事業承継後の運用は個別案内と連携により進められる見込みだ。
ファストドクターは医療機関向けの経営支援や在宅医療のDX推進などを手掛け、学研メディカルコンサルティングは学研グループのネットワークを活用してサービスの持続可能性を高める方針を示している。