IDECは通期の営業利益予想を94億円へ大幅増額。AI関連の設備投資拡大を背景に売上・利益の見通しが改善され、株価は急伸した。
5日の東京市場で、制御機器大手のIDECの株価が急騰し、一時は前週末比350円高の4170円まで上昇して上場来高値を更新した。前週末の取引終了後に通期の連結業績予想を上方修正したのが材料視された。
修正後の通期予想は売上高850億円(前期比16.5%増)、営業利益94億円(同53.7%増)で、営業利益は従来予想の72億円から22億円引き上げた。経常利益も89.5億円へ引き上げとなった。
上方修正の背景にはAIやデジタル関連分野を中心とした設備投資需要の拡大があり、日本と中国を中心に半導体、ロボット、工作機械関連の需要が堅調推移。HMI事業や安全・防爆事業の売上高予想も引き上げられた。
配当予想に変更はなく、中間・期末ともに65円、年間130円を予定している。