アクゾノーベルはベトナムを含むアジア太平洋地域の装飾塗料事業を日本ペイントへ売却することで合意した。取引完了後、デュラックスは日本ペイントの下で運営される見通しとなる。
オランダの塗料大手アクゾノーベルが、ベトナムを含む東南アジアおよびアジア太平洋地域の装飾塗料事業を日本ペイントへ13億5000万ドルで売却することで合意した。取引は税金と少数株主への支払いを差し引いた後、約10億ドルの純現金収入を見込むとされる。
ベトナムのデュラックスは、アクゾノーベルの装飾塗料市場の主力ブランドの一つであり、今回の買収により日本ペイントがこの事業部門を引き継ぐ見込みだ。インドネシアでの契約は2026年末までに、ベトナムを含む残りの契約は2027年半ば頃に完了する見込みと報じられている。
日本ペイントが東南アジア事業の買収に踏み切った背景には、同社がかつてアクゾノーベルの装飾塗料事業を買収する意向を示していた経緯があり、アクゾノーベルの他地域資産の売却方針とともに統合戦略が進むとみられる。