米メディア大手スカイダンスがワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を完了させた。統合後はハリウッドの二大スタジオを核に、年間30本以上の映画を製作する方針で、企業価値は約1100億ドルとされる。
ニューヨーク共同通信が報じたところによると、米メディア大手スカイダンスはワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収を完了した。買収総額は1100億ドル(約17兆円)規模とされ、ハリウッドの100年を超える歴史を持つ二大映画スタジオを中核とする巨大なメディア企業が誕生した。
統合後もパラマウントとワーナーの映画スタジオを維持し、年間30本以上の映画を製作する方針だ。自社配信サービスの契約者は約2億人で、ネットフリックスなど競合他社にも映画や番組を供給する計画がある。技術基盤や管理部門の合理化を進め、3年以内に60億ドル超の収益改善効果を目指すとしている。
買収の経緯として、WBDは2025年12月に映画スタジオなどを売却してネットフリックスと一旦合意した後、スカイダンスが敵対的買収を仕掛けて逆転した。今月2日にはパラマウント・スカイダンスの社名を変更し、買収完了に合わせスカイダンスへの社名移行を発表していた。