Helical Fusionと富士電機が資本業務提携を結び、富士電機がHelical Fusionの公式パートナーとして参画することになった。ヘリックス計画の実用発電を加速するための具体的な協力体制が発表された。
Helical Fusionと富士電機は、フュージョンエネルギーによる実用発電の達成を目指す資本業務提携を締結し、富士電機はHelical Fusionの公式パートナーとして参画する。これにより、ヘリックス計画の統合実証装置や発電初号機の技術開発・事業開発を共同で検討する。
ヘリックス計画は、二大開発要素である高温超伝導マグネットとブランケット兼ダイバータの個別実証を2020年代中に完了させ、2030年代には統合実証装置Helix HARUKAと発電初号機Helix KANATAを実現することを目指している。現在、NIFS内の専用スペースでHaruka向け部品開発と製造が進んでいる。
公式パートナーは技術・事業提携と一定額以上の資本提携を伴い、Helix HARUKAの製造・建設やそれに関連する取り組みを共同で推進する。2026年4月に発足し、第一弾としてニチアス、長谷虎紡績、瀬野汽船、安藤・間が参加している。
商用核融合炉の三要件として、定常運転、正味発電、保守性のすべてを満たす必要がある。ヘリックス計画では、これら要件を満たす設計から逆算して開発を進めるとされている。政府の支援方針の動向も背景にあり、2030年代の実証や2040年の投資計画が示されている。