AI検索分析のItera調査によると、日本語検索でAI回答の出現率が92.1%に達し、検索1位のクリック率は12.7%へ低下する実測結果が無料公開された。調査は30ジャンル900クエリを対象にした月次データで、8月から9月にかけて出現率は上昇傾向を示している。
株式会社Iteraが提供するAI検索引用計測SaaS「LLMOチェキ」に基づく2026年9月の月次レポートによれば、日本語Google検索のAI Overviewの平均出現率は92.1%に達した。調査対象は30ジャンル900クエリで、8月の出現率86.5%から上昇している。EC・不動産・リフォームなど7ジャンルでは出現率が100.0%となり、該当ジャンルの全クエリでAI要約が表示された。
また、AI Overviewの普及に伴い検索1位の推定クリック率は12.7%まで低下し、一般的な目安とされる28.4%の半分以下という結果となった。期間は8月10日から9月28日の8回測定で、平均は84.5%から93.4%の範囲で推移しており、低下トレンドには転じていない。
業種別では最も高いジャンルが100.0%である一方、美容室は73.3%、歯科医院は76.7%にとどまり、最大と最小の差は27ポイントに及ぶ。引用元分析ではYouTubeが最も引用されたドメインで4,745回、次いでGoogleが616回と大きく差があった。
AI回答の裏取りにSNS・YouTubeを使う割合は消費者調査で4.00%に留まり、AIが参照する情報源と利用者の検証情報源には不均衡があることが示された。2026年9月にはGoogleの「AI Contribution Pilot」も明らかになり、約100社が対象となる。
全体として、LLMO/AIOトレンドレポートは日本語検索でAI回答の影響が拡大している現状を示し、PDF全18ページで無料公開されている。