神東塗料がカイ気配で急浮上し、今期の業績予想を大幅に引き上げた。経常利益は前期比2倍の8億円へ修正され、背景には拡販の進展と合理化・価格修正の効果が挙げられる。
神東塗料は27年3月期の業績予想を修正し、従来の経常利益予想4億5000万円を8億円へ大幅増額した。修正は取引終了後に発表され、前期と比べて倍増の水準となる見通しだ。
修正の背景として一部商品の拡販が想定以上に進んだこと、合理化の取り組み、価格修正の効果が挙げられている。これが市場の資金を呼び、投資資金の流入につながる形となっている。無配企業であるものの、PBR0.3倍台が水準訂正余地を示唆しているとの指摘もある。
神東塗料は自動車向け需要の拡大や高い技術力を背景に生産体制を強化しており、中堅塗料メーカーとして市場での注目度が高まっている。株価の動向としてはカイ気配のまま水準を切り上げ、200円未満という値ごろ感が短期筋の関心を集めているとの観測がある。