災害時の野菜需要に備え、カゴメは備蓄向け商品の製造ライン拡充と提案の強化を進める。対象は長期保存が可能な野菜飲料と保存食、スープの3品で、2025年の出荷は地震影響で減少した一方、野菜たっぷりスープは成長を示した。
東日本大震災以降、カゴメは被災地へ野菜飲料を無償提供しており、避難生活で野菜不足を補うことをねらいとしている。今回の動きは、災害時の需要に応じた備蓄商品の製造体制を強化するものである。
備蓄向け商品として「野菜一日これ一本 長期保存用」「野菜の保存食セット」「野菜たっぷりスープ」の三品を専門卸・ホームセンター・ECで展開しており、いずれも賞味期間は製造日から5.5年である。
2025年の出荷実績は能登半島沖地震の影響で前年を下回ったが、「野菜たっぷりスープ」は前年比118%で拡大した。なお、長期保存用は地震の影響を受けて減少傾向を示した。