三井E&Sの2027年3月期第1四半期決算で売上高が前年同期比13.0%増の917億円、営業利益は14.4%増の102億円、最終利益は13.1%増の82億円となった。成長事業推進の寄与で増益、舶用推進システムは資機材コスト上昇で営業利益が減少した。
2027年3月期第1四半期の決算短信によると、売上高は前年同期比13.0%増の917億円、営業利益は14.4%増の102億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は13.1%増の82億円となり、主要指標がそろって改善した。成長事業推進セグメントの売上高は大幅に伸び、営業利益も前年同期比で2倍超となった。一方、舶用推進システムセグメントは資機材価格の上昇の影響で営業利益が前年同期比7.0%減少した。
通期の業績見通しは上方修正されたが、前期比では減益見通しとなっている。通期売上高は3,700億円(前期比4.8%増)、営業利益は340億円(前期比9.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は310億円(前期比19.4%減)を見込み、物流システムの営業利益の上方修正があった。
財政状態は総資産が前年度末比6.1%減の4,643億円となり、現金及び預金が約33.0%減の383億円、投資有価証券が約25.0%減の413億円と資産の減少が目立った。負債は約9.6%減の2,356億円、短期借入金が大幅に減少した。
キャッシュフローは営業活動によるキャッシュ・フローが14億円の支出、投資活動は9億円の支出、財務活動は168億円の支出となり、資金の動きは大きくマイナス寄りだった。
株主還元として2027年3月期の年間配当は1株当たり60円を予定しており、前期実績の57円からの上方修正はない。