トーカイは2027年3月期の連結業績見通しを保守的に策定した。薬価・調剤報酬改定の影響とエネルギーコスト上昇を織り込み、レンタル事業拡大やDX推進でマイナス要因を吸収する方針。
2027年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比3.6%増の165,400百万円、営業利益が同4.2%減の8,985百万円、経常利益が同6.5%減の9,437百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の6,117百万円を計画している。薬価及び調剤報酬改定の影響で調剤サービスが減益に転じることが見込まれ、エネルギーコストの上昇も約2.3億円のマイナス影響として織り込んでいる。
健康生活サービスは売上高86,086百万円、営業利益8,972百万円を見込み、増収増益を維持する見通し。診療報酬改定の影響は限定的で、リネンサプライや入院・入居セットの契約拡大、ホテルリネンの価格改定交渉を継続する。シルバー事業では売上高を増やし、介護用品レンタルの出店拡大とM&Aを推進。九州のメンテナンスセンターの寄与は2028年度以降になる見込み。
調剤サービスは売上高64,119百万円、営業利益1,810百万円を見込み、処方箋枚数の増加と単価上昇を前提にする一方、薬価改定・調剤報酬改定による減少がマイナス要因となる。新規出店6店舗、退店3店舗の計画と、かかりつけ機能の強化・在宅調剤の推進・DXによる生産性向上を進める。環境サービスは売上高15,030百万円、営業利益1,201百万円を想定。リースキンは価格適正化と拡販で増収増益を見込む一方、清掃事業は新規客獲得と価格適正化で増収を狙うが、清掃ロボット導入関連費用の先行が一時的に減益要因となる見通し。