円安下の日本市場で、シンガポール航空グループのLCCスクートが日本路線を拡充。2025年12月に那覇−シンガポール、2026年3月に羽田−シンガポールを就航させ、日本の消費者を世界へ誘導する戦略を掲げている。
円安と海外旅行の敷居の高さが続く中、スクートは日本市場の路線拡大を進め、那覇−シンガポール線の就航を2025年12月、羽田−シンガポール線を2026年3月に設定した。日本国内での販売機会を広げ、SIAグループのネットワークを活用する方針を示している。
ターゲットは若年層に限らず、旅行を積極的に考える層を中心に、ビジネス用途の需要も取り込む方針。LCCとして安価な運賃を提供する一方、ビジネス見本市参加者や海外進出を目指す中小企業の利用も想定している。
販売チャネルは公式サイトのみならずOTAや旅行会社と協力し、NDCへの移行を完了して提携OTAでの導入率を100%に達させた。座席だけでなく付加サービスも提案できるようにし、チャネルの幅を広げる。
デジタル化の推進にも注力し、Marvieという公式AIチャットボットを導入。WhatsAppの音声メッセージにも対応させ、現場の困りごとをデジタルで解決する方針を掲げている。
就航都市は80以上、130都市以上のリーチを目指す体制を整え、エンブラエルE190-E2など小型機の導入で東南アジアの短距離路線の強化を図っている。