防衛省が呉市の日鉄跡地を日本製鉄から取得する契約を締結した。今後は民間企業誘致エリアの募集手続きが進む見通しで、呉地区を安全保障上の重要拠点として整備が進む。
防衛省は呉市の日鉄跡地について、日本製鉄との間で土地取得契約を締結した。これまで基本合意を経て早期一括購入を目指して交渉しており、今回の契約締結は土地の取得を正式に確定させた。日鉄跡地は多機能な複合防衛拠点の整備計画の一部として位置づけられている。
小泉防衛大臣は会見で呉地区を安全保障上極めて重要な地域とし、複合防衛拠点の整備が防衛力の抜本的強化につながるとの見解を示した。呉市の新原市長は市内の雇用拡大や観光の活性化など、さまざまな面でのポジティブな動きに期待感を示した。
防衛省は今後、民間企業誘致エリアへの参加を希望する企業の募集手続きを速やかに開始する予定としている。これにより呉地区の開発が具体化し、地域の事業者に対する波及効果が見込まれる。