韓国の Toss を運営する Viva Republica が、日本のモバイル証券 Cheer証券を買収する。取引は約40億円(約340億ウォン)とみられ、2026年度内の完了を目指す。
Tossの現地法人を新設せず既存企業を買収する形で、 Cheer証券の株式100%を取得する方針を東海東京フィナンシャル・グループが決議した。買収主体はシンガポール拠点の Toss Global で、現地当局の認可を経て取引を完了させる計画だ。
Cheer証券はスマホ中心の少額投資サービスを提供し、株式・ETFを100円単位で注文できる端株投資や STO 取引などを手掛ける。第一種金融商品取引業ライセンスと STO 流通関連の認可を併せ持つ点が買収の背景とされる。
Toss は海外株式仲介の実績を強化しており、2022年以降の海外株式手数料が拡大。Cheer証券買収により日本株取引も対象に含め、海外事業の拡大と事業基盤の強化を図る。
日本市場では若年層の投資関心が高まる中、日本の法令・規程に従ってサービスを運用する方針。認可手続きが残るため、取引終結時期と現地サービス開始日程は未定のまま、今後の進展に注目が集まる。