イスラエルのギデオン・サール外相は、占領下のヨルダン川西岸の入植地拡大を理由に英国が制裁を科す場合、イスラエルは報復を取る可能性を示唆した。これに対し英国のエド・ミリバンド外相は議会演説で数週間内の政策見直しと、ヨルダン川西岸での新たな入植地支援を阻止する方策を検討すると述べた。
イスラエル外相のサール氏は、英国がイスラエルに対して制裁を科すことになれば、報復措置を取ると警告した。イスラエルはエルサレム東部のE1地区で約1200戸の住宅建設を開始しており、これは国際社会の強い非難を呼んでいる。
英国外相のミリバンド氏は英議会で、今後数週間以内にイスラエル政策の包括的な見直しを行うと説明し、ヨルダン川西岸での新たな入植地への資金提供・建設・宣伝を止める方法も検討すると述べた。
サール氏はYネットの取材に対し、英国が行動を起こせばイスラエルも行動で対応すると語り、大きな間違いを犯す可能性があると警告した。
この問題は2国家解決の枠組みを揺らし、東エルサレムを首都とする独立パレスチナ国家の実現を長期的に難しくするとの見方が広がっている。
なお、8月21日にE1地区の入植計画が発表されたことは国際社会の反発を強めている。