ラーメンチェーン幸楽苑を展開する菅楽苑ホールディングスの専務取締役営業本部長だった芳賀正彦氏が新社長に就任した。2026年3月期の決算は売上高294億円、営業利益は15億円台半ば、経常利益と当期純利益も大幅増を見込む。
郡山市に本社を置く幸楽苑を展開する㈱幸楽苑は、6月18日付で専務取締役営業本部長の芳賀正彦氏が新社長に就任した。新体制のもと、再建ののち再成長を目指す方針を示している。
同社は2018年以降の赤字を経て2019年にV字回復を果たしたが、台風被害やコロナ禍、原材料・光熱費の高騰などで再び業績が低迷。人材・組織の整理とエリアマネージャー制度の再編を経て、2025年3月期には増収増益を達成した。新体制2期目の2026年3月期は売上高294億0400万円、営業利益150百万円超、経常利益1527百万円超、当期純利益11550百万円と見込まれている。
新規出店を再開し、500店舗体制を目標に掲げる。郡山市に2028年12月操業開始を予定する新工場を整備し、東北・関東を中心に国内拡大を図るほか、西日本への再進出も視野に入れている。新社長の就任に際し、同氏は現場主義と「選択と集中」に基づく経営を強調している。
駅前出店にも注力する方針で、駅前の立地では30〜40代のビジネスパーソンを主対象とし、ラーメン以外の一品料理やアルコールの充実も検討。郡山市の新工場は自動化を進め、製造直販体制を維持することで品質と価格の両立を目指す。幸楽苑はام地元会津の故事を活かしたメニュー開発や地域還元活動も継続する予定。