ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツは2026年の業績見通しを上方修正し、34ホテルの総額約21億ドルに及ぶ改装・開発を推進している。すでに改修済み物件のRevPAR上昇が今後の資本配分にも影響を及ぼすとみられる。
ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツは2026年の業績見通しを引き上げ、1株当たり調整後FFOの予想を上方修正した。併せて34件のホテルを対象とする総額約21億米ドルの改装・開発プログラムを進行中で、これが将来のキャッシュ創出の基盤となると見込んでいる。
改装済み物件のRevPAR指数が早期に上昇しており、今後の資本配分や投資判断に影響を及ぼすと投資家の注目が集まっている。2026年のガイダンス更新は、改装計画を最優先事項として位置づける現状のストーリーを変えるものではなく、同社の成長戦略の中心に据えられていることを示している。
アナリストの見通しには分岐があり、最も弱気な見解では2029年までの売上高が約62億米ドル、利益が約6億3,220万米ドルとされており、将来のPERも保守的に設定されている。一方で、最新の見通しと改装進捗を踏まえた別の視点では、残りのプロジェクトが今後数年間の客室売上高・売上高外収益・EBITDAを支える可能性があるとされる。
今後の動向としては、改装投資が長期的なキャッシュ創出へと転換するかが焦点となる。現状の予測では、2029年までの売上高は63億米ドル、利益は約8億2,290万米ドルと見込まれ、利益率の低下も予想されている。これらの要因を踏まえ、投資家は残りのプロジェクトの進捗と市場の需要動向を引き続き注視する必要がある。