伊藤園が株主優待制度の廃止を9/29に開示後、株価は9/29終値3,046円から9/30に3,120円へ上昇。株主還元の軸が優待から配当に移る整理が進んでいるとの報じられ方。
9月29日に株主優待の廃止を開示したことを受け、伊藤園の株価は9月29日の終値から翌日9月30日に上昇した。株価は3,046円から3,120円へ上げ、2.43%の上昇を示した。
9月30日の出来高は82.7万株と前日比で大きく増加しており、還元策の見直しを市場が評価している局面が続いた。株主還元の軸が優待から配当に移る整理が進むと伝えられている。
決算情報では、2027年4月期第1四半期の売上高が前年同期比3.3%増の1,352億円、営業利益が22.0%増の102億円、純利益が14.8%増の66億円と報告された。通期は営業・経常利益で減益予想とされ、今後の業績動向に注目が集まっている。
過去12四半期の業績はやや弱い動きで、直近は純利益率の低下や自己資本比率の改善が顕著でないと指摘されている。今後は価格改定の浸透や海外販売の拡大、販促費抑制などが成長要因として挙げられる一方、茶葉原材料の価格変動や物流費の上昇などリスク要因も挙げられている。