ゴディバ・ジャパンの社長が、日本企業が勢いを失った原因を考察し、“正射必中”を軸に数字よりプロセスを重視する経営の在り方を提言しています。この記事はTHE21オンラインの内容を一部抜粋・編集したものです。
ゴディバジャパン代表のジェローム・シュシャン氏は、日本企業が長年の経済停滞で勢いを失ったと指摘し、1980年代には日本が世界をリードしていたと振り返ります。グローバル化が進む中で、日本企業は従来のスタイルを変えるべきとの認識が広がったと述べています。
シュシャン氏は、成果主義や利益偏重といった考え方が、日本企業の“道”の精神を失わせたと語ります。数字だけを追い求める状態が生まれ、良い商品や良い店舗づくりといった本質的な価値の追求が後景化したと指摘します。
彼は弓道の比喩を用い、的に命中させることよりも良い形を作ることに意識を向けるべきだと説明します。企業でも数字達成ばかりに気を取られると、コスト削減や人員削減といった方向に走りやすくなると指摘します。
最後にリーダーは理想をしっかりと持ち、それに基づく“正射”の実現を目指すべきだと結びます。本稿は、同氏の著書の内容を一部抜粋・編集したものです。