NITTANとインド子会社が、経済産業省のグローバルサウス未来志向型共創等事業に採択され、インドでエンジンバルブの技術実証を進める。対象はNITTAN India Techと共同申請の技術開発実証事業。
株式会社NITTANは、経済産業省の2025年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業(大型実証 非ASEAN加盟国)に採択されたと発表した。採択対象は、NITTANとインド子会社Nittan India Tech(NIT)が共同申請した「インド特性に合わせた高付加価値バルブの技術開発実証事業」が含まれる。これにより、インド市場向けの実証計画が正式に進行する。
インドではガソリンのほか、CNGやバイオエタノールなど複数の燃料に対応する自動車の普及が進んでいる。燃料ごとに燃焼環境が異なるため、エンジンバルブには耐摩耗性や耐久性が求められる一方、環境規制の強化を背景に、軽量化や冷却性能を通じたエンジン効率向上へのニーズも高まる見込みだ。
NITTANはNITと共同で、インドの特性に適合した高付加価値バルブの技術開発実証を進める。実証では、現地のエンジン条件下での耐久性、燃焼適合性、軽量化効果、冷却性能などの評価が行われるとみられる。今後の進捗が注目される。
燃料多様化が進む中、自動車の環境対応と性能向上を両立させる技術の実証が進むことで、インド市場での採用拡大や国内外の技術展開に影響を及ぼす可能性がある。