フジクラがアジア圏向けデータセンター向け大型案件を背景に大幅な上方修正を公表。売上高約3000億円に対し、利益率は約40%近くと推測され、営業利益は約1200億円程度になる見込みだ。
今期の決算シーズンで電線株のフジクラが大幅な上方修正を発表し、相場全体が不安定な中でも利益の質の高さが注目された。為替は円安水準が続き、地政学リスクも影響している。
背景として挙げられるのはアジア圏のデータセンター向け案件で、報道ベースでは案件規模が売上高3000億円クラスとされる。昨年のフジクラの年間売上高は約1兆2000億円程度で、同案件は売上高の約2割に相当する。
この案件の高採算性が今回の成長を支える要因とみられ、関税の影響を受けないアジア圏でのマージンが高い状況が想定される。営業利益率は全体で30数%と見られるが、同案件には約40%近い利益率が乗っていると推測される。
上振れた利益の質が今後の決算にどう影響するかが注目される。仮に売上高3000億円、利益率40%なら営業利益は約1200億円となり、上期と下期にそれぞれ約千数百億円が計上される見込み。