三井化学がJSRを買収し半導体材料事業の成長を狙う。買収額は1兆3000億円超と報じられ、市場では財務悪化への懸念から株価が一時大きく下落した。
三井化学が国内で過去最大級の化学業界のM&Aとして、半導体材料大手JSRの買収を1兆3000億円超で実施する方針を固めたと伝えられている。これにより半導体材料分野での事業領域拡大を狙う。
背景として、日本の高機能材分野の競争が激化しており、中国勢の追い上げに対抗するための戦略的投資と説明されている。国内外の競争環境が成長領域の侵食を促すとの認識が示唆されている。
この買収決定を受けて4日、三井化学の株価は前営業日比でおおむね14%安に急落した。市場は財務悪化の懸念を強く意識していると報じられている。