日本の柴犬が中国のフリマサイトで1400円で投げ売りされ、汚れたケージの写真とともに複数頭が出品されている事例が伝えられた。中国のペット市場は約7兆円規模とされるが、劣悪な環境での取引や死犬の販売も指摘されている。
中国のペット産業は調査機関の推定で20年で規模が約7兆円に拡大しており、中国国内にはペットショップやブリーダーの数も増加している。一方、日本原産の柴犬が中国市場で需要を集めているとされている。
閑魚と呼ばれる中国版フリマサイトで柴犬の出品を検索すると、汚いケージに複数匹が押し込まれている画像が多数掲載されており、命の衛生や管理状態に懸念があると指摘されている。
出品例として、2頭を同時に譲渡する説明文や、妊娠中の雌犬を含む団体での引き取りを求める記述など、個人・ブリーダーによる出品が複数確認された。価格は生後3か月以内の子犬が2万〜2万5000円程度、成犬は数千円のケースが目立つ。
この状況を伝える取材では、日本での柴犬人気の影響も背景にあるとされ、ハリウッド映画の影響や中国側の需要の高まりが取引を後押ししているとの見解が紹介された。