アレント傘下のアサクラソフトが中小建設業向けAI業務システムの提供を開始。AI-OCRとAIチャット機能を搭載し、開発は従来の想定期間よりも大幅に短縮されたと説明されている。
深刻な人手不足を背景に、中小建設業向けのAI活用が進む中、アサクラソフトは「使えるくらうどAI」として新たなAI業務システムの提供を開始した。主な狙いは、現場と事務の両方の業務をAIで支援して生産性の向上を目指す点にある。
機能面では、協力会社から届く見積書や請求書のPDFや画像を自動で読み取り、件名や明細行を抽出するAI-OCRを搭載。さらに、操作方法をその場で質問できるAIチャットボットを導入し、従来の手作業の入力作業を削減することを目指している。
開発体制は、AI開発知見を活用し、ReplitやClaude Codeといった最新ツールを用いて「AIでつくる」体制を構築。これにより、従来40カ月から50カ月程度と見込まれていた開発期間を約半年に短縮したとされ、開発スピードが従来の10倍以上と表現されている。
今後は、バックオフィスのデータと現場データをシームレスに連携させるアプリ連携型プラットフォームの構築を加速させ、SaaSとして提供される機能を拡充する方針。中小建設業のAI活用を実用的な武器へと進化させることを狙っている。