DHLがインド西部グジャラート州ドレラに半導体向けの新しい物流倉庫を建設する。初期投資は約5億ルピー、敷地は最大4万平方メートル、2027年後半に運用開始予定で、半導体関連需要の取り込みを目的とする。
独物流大手のDHLはインド西部グジャラート州ドレラに、半導体産業向けの物流倉庫を建設すると発表した。初期投資額は約5億ルピーで、面積は最大4万平方メートル。2027年後半の稼働開始を予定している。
ドレラ周辺ではタタ・グループ傘下のタタ・エレクトロニクスが前工程工場を建設中で、将来的な半導体関連の集積を見込み、物流需要の拡大を見越している。DHLは国際的なノウハウとインドの事業基盤を活用し、半導体メーカーや装置サプライヤーなどの保管・物流を強化する計画だ。
同社は南部ベルンガルールや西部サナンド、東部ブバネシュワル、北部ノイダなど主要都市で物流網の強化を進めている。既存拠点では製造装置や原材料の保管・物流管理を行い、半導体取り扱いに適した車両やサスペンションの導入も進めている。
今回のドレラ倉庫建設は、DHLグループが昨年発表したインドでの大型投資計画の一部。現地の半導体産業振興策「セミコン2.0」も背景に、半導体関連の物流体制を強化する動きが進んでいる。