ディア(DE)は2026年の純利益見通しを引き上げ、現地報道によれば株価は7.9%上昇。2026年第3四半期の売上・純利益の実績と、今後の収益見通しの要点を整理する。
DEは2026年の純利益見通しを47億5000万ドルから50億ドルへ上方修正したことが伝えられており、これを受けて同日株価が上昇した。これに関連して、同社の投資ストーリーとして大型農業機械の需要低迷下でも精密農業や建設・林業、金融サービスの組み合わせが利益を支えると説明されている。
発表によると、2026年3Qの売上高は126億0800万ドル、純利益は13億7900万ドルだった。上方修正の範囲は前回の修正を踏まえたもので、エンド市場の軟化が続く中でコスト管理と技術主導型製品・サービスが大型機械の需要減少を相殺しているとされる。
一方で投資家が留意すべき点として、需要を支えるためにインセンティブや融資にどれだけ依存しているかが挙げられている。関税や金融ツールの影響、与信品質のリスクなどが今後の収益性に影響する可能性があるとの指摘もある。
ディア社は2029年までに売上高484億ドル、利益93億ドルを見込んでいる。これを実現するには、現在の売上成長が横ばいのまま利益を約45億ドル増やす必要があるとされる。