27日午前の東京市場で円は1ドル159円台前半で推移。米PCE物価指数の伸びが市場予想を上回り、FRB追加利上げ警戒感が強まったことを受け、円売りが優勢となった。
27日午前の東京外国為替市場では、円相場が1ドル159円台前半で推移しており、10時時点のレンジは159円18銭から19銭付近となっている。前日のニューヨーク市場では円が一時159円28銭から38銭まで下落していた。
米国の個人消費支出PCE物価指数の伸び率が市場予想を上回ったことを受け、FRBによる追加利上げへの警戒感が高まり、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いの動きが東京市場にも波及した。
PCE指標はインフレ圧力が依然として根強いことを示唆し、FRBが金融引き締め姿勢を長期間維持するとの見方が再燃した。ドル買いの材料として市場で意識されている。
一方で東京市場では積極的なポジション積み増しは限定的で、次の材料の出方を見極める様子見姿勢が目立った。ユーロは対ドルでほぼ横ばい、対円では円安ユーロ高の水準を維持している。今後は米指標とFRB高官の発言、日銀の政策追加情報に注目が集まる。