日立製作所の白物家電事業をノジマが約1100億円で買収し、PB商品を中心とした製販一体の強化を進める。ノジマはPB開発を活用して顧客クレームを改善しヒット商品を生む戦略を取る。
日立製作所の白物家電事業買収を受け、ノジマはPB(プライベートブランド)を核に製販一体の体制を強化し、店舗網を活かして顧客の声を product開発に直結させる方針を示した。
ノジマは2011年以降PBに本格参入し、エルソニックブランドで乾電池や掃除機、液晶テレビなどを展開している。NBより割安な価格設定を武器に販売を伸ばしており、電子レンジ・炊飯器で5〜10%、LEDシーリングライトで30%程度のPB比率を持つとされる。
日立の買収はPB強化の機会とみられており、相乗効果を通じて開発・製造・販売を一体化させることで商品開発力の向上を期待する声がある。市場関係者はPB比率の更なる拡大を視野に入れている。
業界全体では製販一体が普及し、ヤマダホールディングスとエディオンの連携もPB強化の一因とされる。中国・韓国メーカーの台頭に対抗するため、PBを通じた提案力の強化が重要視されている。