ミズノは2026年10月22日、JAXA発のemblem向けウェアラブル飛行装置用パイロットギアを開発したと発表した。あぶみで腰・太もも部の圧力を分散し、長時間飛行時の負担軽減を目指す。
ミズノはJAXA発のスタートアップ emblem が開発するウェアラブル飛行装置向けに、パイロットが着用するギアの開発を公表した。現在は両手で作業できる状態での飛行に成功しており、2030年にプロトタイプの販売や実用化を目指すとしている。
ミズノが担当したのはパイロットが身に着けるあぶみとウエアで、従来の上半身のみを支えるハーネスによる鼠径部の圧力集中と負担を緩和するため、足を踏みかけて体を支える「あぶみ」を共同開発した。あぶみの導入により腰と太ももにかかる圧力が分散・軽減されることが確認された。ウエアはダイナモーションフィット設計を採用し、耐熱性・耐炎性素材と独自の姿勢制御理論を組み合わせている。
emblemは2024年度からNEDOの先導研究プログラムで開発を進めており、JAXAやミズノと連携。ウェアラブル飛行装置の今後の開発にはスポーツ用品の開発ノウハウが活用されている。
ウェアラブル飛行装置はミズノ創業120周年を記念するミズノスポーツフェスティバルで展示される予定。イベントは大阪で10月24日〜25日に開催される。