上海市の人民代表大会は市長代行として朱忠明氏(54)を任命し、幹部の世代交代を進める方針を示した。来年の共産党大会を見据えた人事が背景にある。
上海市の人民代表大会は、現市長の辞任を受け、朱忠明氏を代理市長に任命したと市政府が発表した。朱氏は54歳で、今後市長になる見通しとの見方も伝えられている。
新体制は来年の共産党大会を見据えた幹部の世代交代の一環とされ、若手世代の台頭が進んでいるとの指摘がある。
朱忠明氏は浙江省出身で、李強首相と同じ出身地で長く同行した経歴があると報じられ、後押しの背景があると伝えられた。明報は朱氏が第7世代のリーダー的存在になる可能性を示唆した。
上海は中国最大の経済都市であり、歴代指導者が市長を務めてきたことから、今回の人事は今後の指導部の安定性と発展への影響が注目される。