デルソーレとエムオーテックスが中途入社者向けセキュリティ研修で、サイバーセキュリティハンドブックを活用する事例を公開した。限られた研修時間でも参加型クイズを通じて自ら考え、適切な対応を選ぶ学習を促す内容となっている。
デルソーレは中途入社者向けのオリエンテーションで、エムオーテックスが提供するサイバーセキュリティハンドブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』を教材として活用した研修を実施した。ハンドブックは共創型セキュリティ啓発プロジェクトの一環として無償提供され、日常業務で起こり得る事例を題材としたクイズを通じ、受講者が自ら考え適切な対応を選ぶ参加型の学習を目指す。
導入の背景として、フィッシング詐欺や標的型攻撃メールなど人の判断を突く手口が増加しており、技術対策だけでなく人的リテラシーの向上が重要視されている。デルソーレでは中途入社者のオリエンテーションが不定期で準備に課題があったが、本ハンドブックを活用することで研修を効率的かつ実践的に刷新することを試みた。
デルソーレの研修内容は、部署ごとに45分の説明時間を確保し、社内システムの基本情報とセキュリティ教育の二部構成とした。セキュリティ教育ではハンドブックを基にした講義と、身近な事例を題材とした参加型クイズを実施。受講者自身が考え発言する機会を設け、セキュリティを“知る”だけで終わらせず日常へつなぐ訓練を強化した。
研修を終えた後も、ハンドブックは日常生活や職場でのセキュリティ意識を高めるきっかけとして活用され、掲示物や共用スペースへの設置を通じて継続的な学習を促している。DEL SOL Eの教育資料はMOTEXが無償提供するPowerPoint資料を基に、デルソーレが自社ルールを追記して自社向けに編集している。
本取り組みの導入事例ページでは、背景や教材の活用方法、導入効果、担当者のコメントなどの詳細が案内されている。MOTEXは今後も同ハンドブックの提供と啓発活動を通じ、セキュリティ教育の普及を支援していく予定である。