福井市の農園たやが農林水産祭の多角化経営部門で最高賞の天皇杯を受賞。外国人材の育成・活用とデジタル化推進の取り組みが高く評価された。
農水省が主催する農林水産祭の受賞者が13日発表され、福井市の農園たや(田谷徹社長)が多角化経営部門で天皇杯に選ばれた。県内の天皇杯受賞は部門を通じて初めてで、外国人材育成やDX推進の取り組みが評価された。
農園たやはベビーリーフを中心とした14種類の野菜を生産しており、2008年からインドネシア人を技能実習生などとして受け入れ、帰国後のキャリア形成を見据えた人材育成を進めてきた。現在は8人が勤務し、県やインドネシアと連携して県内農家へ紹介した人材は50人を超える。
農作業のデジタル化にも取り組み、業務手順を可視化するアプリを自社開発。口頭伝達のミスを減らし全員が効率的に働ける体制を整え、作業時間や出荷量をアプリで管理。蓄積データをAIで分析して生産計画の最適化を図っている。