経産省がGX地域共創補助金の第1次採択を公表し、有田町の新工場計画が選定された。補助額は上限約28億円で、日本触媒がSOFC部材のジルコニアシートを製造する工場を建設する。
経済産業省はGX地域共創補助金の第1次採択結果を発表し、有田町で計画されている新工場の建設事業を選出した。補助額の上限は約28億円となる。
進出する企業は日本触媒で、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の基幹部品であるジルコニアシートの製造工場を有田町に建設する計画。ジルコニアシートの量産化を独自技術で実現しており、近隣の共立エレックスと協力して事業拡大を図るとの説明がある。
工場は有田町北ノ川内の前原工業団地付近を造成して建設される見通しで、整備スケジュールや雇用見込みは検討中。補助対象経費には建設費や製造設備費など約110億円が含まれ、補助率は25%とされる。
GX補助金は5年間で総額2100億円を支援する枠組みで、九州電力玄海原発を活用する計画も挙げられている。採択を受け地元関係者のコメントも出ており、今後の経過が注目される。