日経225先物は今週レンジ内で推移する見通しだが、押し目狙いのロングが7万円射程へ向かう動きが意識される。8月SQを前にした局面で、短期リバウンドの継続性と上値の重荷が交錯する展開が想定されている。
今週の日経225先物は米国市場の動向や中東情勢を巡る原油価格の動きをにらむ形で推移する見通し。押し目待ちのロング対応へと向かいやすい局面とされ、7万円を射程に入れる可能性が指摘されている。先週はロング優勢で6万7000円台を回復し、2つの移動平均線を上抜けした場面も報じられている。
直近の動きでは日経225先物が6万7000円台を回復後、6万8000円台へとリバウンド基調を強め、ボリンジャーバンドの+1σを突破している。14日には一時6万9650円まで上げ幅を広げ、+2σに接近する局面もあった。週を通じてバンドが収斂から拡大へ転じ、レンジ内の上下動が意識された。
米国市場では7月のCPI・PPI鈍化を受けて利上げ観測が後退。ただしAI関連株や半導体株が買われ、東京市場の半導体株を含む大型銘柄が日経平均へ寄与した一方、収益見通しの弱い銘柄には警戒感も広がった。14日の米国市場では小売関連指標の不振が相次ぎ、WTI原油の動向も重荷となった。
週内の主な日程としてNY連銀製造業景況指数、FOMC議事録、景気先行指数などの発表が予定されている。SQ値は日経225先物で6万9702円前後と算出され、雲の上限・下限の攻防が短期の需給を左右するとみられる。NT倍率は16倍台で推移し、NTロングのスプレッド狙いに動く可能性がある。