化学各社がGXを経済安保の軸として再構築し、資源循環を通じ原料の多様化を進める動きが伝えられている。今後の動向として、循環戦略の見直しや支援策の動向に注目が集まる。
化学各社はGXを経済安保の軸に位置づけ、資源循環を通じ原料の多様化を推進する方針を打ち出した。今回の動きは、環境規制や安定供給の観点からも重要視されている。
27年度中にはプラ循環戦略の見直しが行われ、バイオプラが焦点となる見通しが示された。各社は循環型材料の研究開発を加速させる構えだ。
経済産業省はペロブスカイト事業化に向けて、2社へ計約140億円の支援を行う方針を公表した。研究開発の加速と産業化の促進が狙いとされている。
その他にもインキ・包装材料の機会創出、循環型メタノールの実証、インドネシアでのSAF原料製造実証、PP繊維染色開発、太陽電池シート工法の実証、PMMAケミカルリサイクルによるGHG削減確認、CO2排出枠の繰越余剰対応など、複数の取組みが挙げられている。