世界の手術ロボット市場ではAIを統合したソフトウェア型企業に巨額資金が集まり、AI非搭載のハード系企業との差が拡大している。日本勢の立ち位置はガラケー化の瀬戸際との指摘もある。
現実世界で医療機器のAI化が加速する中、手術ロボット市場はデータ統合や継続的収益化を軸とした企業が資金調達力で優位に立ちつつある。エヌビディアの技術を活用するMoon Surgicalは約8500万ドルの資金調達を実現している。
英国のDigital Surgeryはデータ解析と教育ツールを強みとし、メドトロニックに買収されたとされ、買収額は3億ドル超との報道がある。これに対しAI非搭載のハードウェア企業は評価額が低迷する傾向にある。
AIを活用したデータプラットフォームと事務作業の自動化を含むエコシステムの構築が市場の新しいルールを形作っており、日本企業はハードウェア至上主義の傾向を脱しきれていないとの指摘がある。
今回の焦点は資本市場・投資家の動きであり、AI搭載と非搭載のロボット企業間のマネー格差が鲜明になっている。